建築コラムvol.17「新築でのリビングで後悔しないために」
こんにちは!湯河原の建築・リフォーム会社エス・シーリビングです。
「新築でリビングをつくるなら絶対に後悔したくない」「家族が集まる
大切な空間だから、広さや間取り、デザインにはこだわりたい」と感じて
いませんか?
新築住宅において、リビングは暮らしの中心ともいえる場所です。
だからこそ、「もっと広くしておけばよかった」「家具の配置に困る…」
「日当たりが悪い」など、住み始めてからの後悔も多いのが現実です。
この記事では、新築リビングの広さや配置、レイアウト、家具選び、照明、
間取りとの関係性などを、具体例や実例を交えながら丁寧に解説します。
さらに、よくある失敗やその回避方法までしっかり網羅しています。
この記事を読むことで、後悔しない新築リビングのつくり方が分かります。
新築でリビングにこだわりたいご家族は、ぜひ最後まで読んでみて下さい!
1.新築のリビングで失敗しやすいポイントとは?
①間取り配置の盲点
新築で多いリビングの失敗は、間取りのバランスの悪さです。
たとえば、南向きリビングでも窓の位置や大きさが不十分だと日差しが
入りません。また、キッチンや洗面所との位置関係が悪いと家事動線が
悪化し、毎日の生活がストレスになります。
【事例】
40代ご夫婦のお宅では、「子どもを見ながら家事をしたい」という希望が
あったにもかかわらず、リビングとキッチンが壁で仕切られていたため
視線が届かず、後悔されていました。
②家具のサイズや動線の後悔例
「ソファを置いたらテレビとの距離が近すぎた」「ダイニングテーブルを
置くスペースが狭い」など、家具と動線の設計ミスも新築リビングでの
後悔あるあるです。
③ポイント
家具の寸法をあらかじめ測って、生活動線(人が通る幅は最低60cm以上)
を確保することが重要です。
2.新築のリビングにおすすめの広さと間取り
家族構成別の理想の広さ家族の人数によって、リビングの理想的な広さは
異なります。
・2人暮らし:12〜14畳程度
・4人家族:16〜20畳が目安
・三世代同居:22畳以上推奨
4人家族の事例では、18畳のリビングにダイニングセットとL字ソファを
置いても十分なスペースが確保できました。
10畳以下のリビングは手狭になる可能性が高く、特に子育て世代には
不向きです。
①他の空間とのバランス
リビングだけを広く取りすぎると、他の部屋が狭くなります。寝室や収納、
洗面所とのバランスも考慮する必要があります。
3.新築のリビングのレイアウト成功例と実例紹介
①実体験ベースの成功パターン
「テレビを壁掛けにして、ソファを窓側に向けたことで、明るく開放的な
空間が実現しました」と話すご家族は、南向きの大きな掃き出し窓を活か
したレイアウトにこだわりました。
壁掛けテレビにすることでスペースも有効活用でき、ロボット掃除機も使い
やすくなりました。
②ソファ・テレビ・収納配置のポイント
・ソファとテレビの距離は1.5m以上を目安に
・テレビの背面にはアクセントクロスを使って空間を引き締める
・収納は壁面収納や吊り戸棚で視界をスッキリ保つ
4.新築のリビングに合うおしゃれなデザインとは?
シンプルモダン・ナチュラル・北欧風など人気のデザインスタイルは以下の
通りです。
・シンプルモダン:モノトーン+ガラス素材で洗練された印象
・ナチュラル:木目調の床と白壁で柔らかく落ち着いた雰囲気
・北欧風:パステルカラーとファブリック素材で温かみを演出
また、床材・天井・アクセントクロスの選び方は以下の通りです。
・床材:無垢フローリングは暖かみがあり人気。掃除のしやすさも重要。
・天井:折り上げ天井や梁見せデザインで空間に奥行きをプラス。
・クロス:1面だけ色や柄を変えると一気におしゃれに見える。
5.新築リビングの窓・日当たり・照明の工夫
①採光計画の基本
「日当たりの良さ」は快適なリビングづくりに不可欠。南向き+大開口窓が
おすすめです。また、隣家や道路からの視線を考えて高窓(ハイサイドライト)
を使うとプライバシーも確保出来ます。
②間接照明やダウンライトの取り入れ方
夜のリビングには、天井からの照明だけでは暗く感じることがあります。
・ダウンライト:空間全体を照らす
・間接照明:壁際や天井に設置し、落ち着いた雰囲気に
・スポットライト:アートや棚を引き立てる演出も可能
6.家事がしやすい新築のリビングとは?
①キッチンからの視線・動線設計
・共働き家庭や子育て世代にとって、キッチンとリビングの一体感は大切です。
・対面キッチン+リビング続きの配置で、家事をしながら子どもを見守れる
・キッチンと洗面所の動線を一直線にすれば、家事効率がアップ。
②リビング収納の工夫
リビングに収納がないと、生活感が出てしまいます。
・壁一面の収納棚
・リビングクローク
・床下収納や階段下活用
収納力のあるリビングは、片付けもラクになり家族全員が快適に過ごせます。
7.新築のリビングで後悔しないためのチェックリスト
①よくある失敗とその回避方法
(1)失敗例:ソファが大きすぎて動線が確保できない。
⇒回避方法:家具寸法を設計前に決める。
(2)失敗例:採光不足で昼間も暗い
⇒回避方法:窓の配置と大きさ、方角を確認
(3)失敗例:コンセントの位置が不便
⇒回避方法:生活動線をシミュレーションして計画する
(4)失敗例:収納が少なく物が散らかる
⇒回避方法:壁面や天井付近まで使える収納を検討する
②設計前に確認すべきポイント
・家具のサイズとレイアウトをイメージ
・窓の配置と日照のシミュレーション
・家事動線と視線のつながり
・家族構成に合った広さ
8.まとめ
後悔しない新築リビングは「暮らしのイメージ」から逆算しましょう!
新築リビングで失敗しないためには、「どんな暮らしをしたいか?」を
明確にしたうえで、間取りや広さ、照明、家具配置、収納まで丁寧に計画
することが大切です。家族みんなが自然に集まり、リラックスできる空間
を実現するために、ぜひ今回の内容を参考にしてみてください。
エス・シーリビングでは、注文住宅のノウハウが詰まった豊富なプランから
選べる、高性能なオーダー住宅を、湯河原・真鶴エリアにてご提案しています。
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